とは言え、作っているうちに珊瑚礁から離れて違う方向に進んで行くこもいます。受験ではないし、全く構いません。きちんとおはなしを聞いて、懸命に取り組んでいるうちに閃くのだから。
一方、この素材は面白くない、ちょっとやってみたけど思う様にいかないからと、顔を背けてしまうのはとても残念なことです。
以前教室に4才から6〜7年いや8年?通ってきていたあるらぴすっこ。最初はぐちゃぐちゃでした。ぐちゃぐちゃの時期が長かったです。頭のかた〜〜いおとながみれば「なんだこれは?」「性格暗いんじゃない?」って感じでしょうか。しかし、彼は素晴らしかったです。古新聞たった1枚でも2時間余裕で遊べてしまう。どんなテーマのときでも、しっかりおはなしを聞いて、そこから様々なアイデアを生み出して、みんなを驚かせてくれました。そんな彼、当然「頭がいい」わけで、学校の成績もものすごく優秀だそうです。探究心を育てる「ぐちゃぐちゃ」の時期を温かく見守ってくれたご両親、とても素敵ですね。
絵画造形に限らず、どんなことでも、面白くするか、つまらないものにするか、それは誰のせいでもなく、あなた次第、あなたの力なんだ・・・と自分自身に言い聞かせています。
6月のらぴす「海の中の楽園2〜甦れ珊瑚礁!!」
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