〜実験・発見・創造〜

「わかれへ〜〜ん」・・・説明を聞く前から泣き出すらぴすっこさんがいました。「いやいや、まだ何も言うとらんよ」「わかれへ〜ん」「いやいや、泣いてる間に聞きなさいよ」「・・・」「いやいや、こっち見てよ。これこれ、ここ見て。」おとなが簡単だと思ってることが、こどもにはおそろしく難しかったりするわけで、それをどう伝えるかがいつもせんせぇの課題なわけで・・・。

冒頭のやりとりは、みんなで凧糸を結ぼうとしたときのものです。「糸結べる?」って最初にみんなに聞いたとき、「結ばれへ〜ん!」って元気にこたえてくれたひとが多かったんですが、「こ〜やってぇ、ここ通してぇ、引っ張ってぇ、きゅっ」なんて言いながらやって見せると、みんな結構すんなり・・・だったのですが、最初に泣いてたらぴすっこさん、泣くことに夢中になっちゃってて、見てない聞いてない・・・結局てとりあしとり・・・あ、足は使わんかったね。


・・・なんかね・・・ちょっと昨日心を入れ替えまして・・・できちゃうせんせぇを見せるんじゃなくて、試行錯誤するせんせぇも見せなきゃならんのじゃないかと・・・。「できない、むずかしい」で終わっちゃうんじゃなくて、考える習慣をつけなきゃ。
せんせぇも「できない、むずかしい」ってこといっぱいあって、でもその「できない、むずかしい」が出来たときの喜びをみんなよりちょっとだけ?お姉さんなので、みんなよりちょっとだけ多く知ってるわけで・・・そんなことをここでぐちゃぐちゃ語ってるんじゃなくて、悩む姿も見せていきましょうか。

  

このクラスはなぜかみんなお寿司