なんでも言われた通りに……ってのは、大人にとっては便利なこともあるんだけど、絵画造形の場では……つまらない……実につまらない。
今回の工作では諸事情ありまして微妙な材料を使っておりまして……「ちゃんとしたもん使わんかぁ〜いっ!」ってお叱りを受けるかもしれませんが、そこを工夫するのが貧乏性のらぴすでございます。
短いものは繋げば長く、弱いものは合わせれば強く、たいていのものはなんとかなる。
でもね、最近のこどもたちって便利なものに囲まれてるじゃないですかぁ。
だからちょっと躓くと「できへぇ〜〜ん!」ってヤケになったりする。
「動く工作」って調整が必要。人任せにしていると、動かなくなったとき、わけがわからなくなって、あきらめて、それはただのゴミになりかねない。
だからあんまり助け舟は出したくないわけです。自分で「あ〜でもないこ〜でもない」って考えなきゃ。
てなことを考えつつはじめたわけですが……杞憂でした。
頭脳明晰者揃いの月曜クラスさん、特に何も言わなくても自分で考え、「あ、ちょっと思ったより弱いなぁ」とか「ここはふわふわ動かしたい」とか「ここが動くようにした方がええな」とか静かに独り言を言いつつ、いろんな展開を見せてくれました。
先日の動画、みんなあんまり静かで私の不気味な含み笑いしか聞こえなかったんで、BGM入れました。
6月のらぴす「動かしてみよう②〜デザインでもっと楽しく〜」
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