6月のらぴす「片段ボールでアート〜味わい深〜く紙版画〜」
こちらはももかちゃん(小2)の作品。今はまだもの静かな雰囲気ですが、作品をみるとなかなかダイナミック。これからどんどん弾けていきそうな予感♪
「せんせぇ、これ好きやなぁ〜」「うん{/音符/}大好き♪」片段ボールがなぁ〜〜んか好きです。「あっ!切ったら音するっ{/耳/}」そう、ハサミで切るとぷちぷちぷちっと愉快な音がします。「これ前に車のタイヤに使ったやんな!?」「なんか家作ったときにも使った!」そうそう、そんなこともありましたね。こんな愉快な片段ボールを使ってアートします。
見たり聞いたり触れたり・・・タブレット端末から溢れる情報よりもきっと・・・心に残るんじゃないでしょうか。
いつの頃だったか・・・暇になると「手」を描いていた時期がありました。自分の「手」です。自分の「手」は好きではありません。ゴツゴツと・・・妙に男らしく(男じゃないぞ〜)・・・電車でつり革を握って・・・ふと見ると・・・隣のおじさんの「手」の方がずっときれいだったりして(ここでの「きれい」の定義はほっそりすべすべしなやかな見た目のこと)・・・でもなぜか「手」を描くのが好きでした。
こどもにとって「手」を描くってちょっと厄介なことかもしれません。なんにも気にせず描けば、どうってことないのですが、指もちょっとずつ形が違うし、向いてる方向も違うし、いろいろ曲がるところもあるし、「あ、なんかうまく描けないな・・・」なんて思っちゃったりすると、描くのをできるだけ避けちゃおう、なんて気にもなります。「親の過保護に起因する」みたいな心理的なことを書いてる本もありますが(私はイマイチその本の内容には納得しませんでした)、最近(ホントに最近なのかな???)「手」を描かないこどもが多いとか。
・・・ってことで、みんなで「手」の仕組みを確認しながら時々こうやって遊んでます。
関節部分は折ったりしているので、この手はちょい立体です。みんながあんまり静かに作っていたもんで、わたしもつい調子に乗って、自分のにシャカシャカ色を塗ったりしていると・・・「なんかリアルで気持ち悪う〜〜」だって。たしかに・・・
こちらはしおりちゃん(小4)の作品。本当はこの倍のページ数があります。1ページずつこつこつと丁寧に仕上げました。ネコくんたちがあっちこっちから集まってきている様子がと〜っても楽しいっ♪
たぶん・・・きっと・・・真面目なほうが楽しいことをたくさん知ることができます。真面目な努力と工夫で人生を楽しみましょう。もっともっと高いところで。最後に評価されるのは、日々懸命に生きたひとです。
ちょっと悪ふざけしてみて、笑いがとれると、なんだか嬉しい。だからもうちょっとふざけてみる・・・もうちょっともうちょっと・・・するとそのうちみんなに飽きられてしまいます。努力も工夫もない一瞬の喜びなんて、たいしたものではない。そんなことを重ねても何も残らない。本当の心に残る喜びは、努力と工夫の上に成り立つのだと、知っているひとは少なくないでしょう。重ねていくと見えなくなるものもあるけれど、努力と工夫の積み重ねはページをめくればちゃんと残っていて、自分を勇気づけてくれます。
もう6月かぁ〜・・・と思ったら、約束のように紫陽花が咲き始めました。こんな約束が、ずっとずっと繰り返されるといいな・・・と思います。
絵の具でたくさん花を描いて、ポストカード大にトリミング。小さな額に入れて飾ってもいいし、誰かに送っても良し♪
先日、世間は金環日食で沸きました。わたしも「やっぱり買っとこう・・・」と、数日前に購入した日食観察眼鏡で「うぉぉぉ〜っ!!」と感動した口です。その日は教室でも「みた?」「みたっ!」「テレビでみた!」などと皆盛り上がっていました。そうそう、ニュースのなかでのこどもたちのコメント「キンカンみたいだった!!」ってのには、可愛くて爆笑してしまいました。というわけで金環日食!!ではなくて、太陽の塔です。岡本太郎さんが万博記念公園につくったこの塔は、高さが約65mあるそうです。東京スカイツリーはこの10倍・・・「なんや、小さっ」「いや、まて、65mって、せんせぇの40倍。せんせぇの上にせんせぇをのせて、のせてのせて・・・40人!!結構大きいよ♩」
サブタイトルは「集中力・・・」集中力といえばこのひと、かなみちゃん(小1)の太陽の塔。しっかりとした塗りと線でgood♪