2月のらぴす「じっくり描こう〜いろんな色を感じてね 〜」
ものを見て描くとき、大まかなカタチをとってから細かいところへ・・・ってのが多いと思うのですが、気に入った細かいところから描いた絵も結構面白かったり・・・小さいこどもの場合は後者かな?
どっちにしてもちらっと見て決めつけないで、じ〜〜っと見ることです。いろんな角度から見てみることです。世の中そんなに単純じゃない。
You cannot see the wood for the trees.
ものを見て描くとき、大まかなカタチをとってから細かいところへ・・・ってのが多いと思うのですが、気に入った細かいところから描いた絵も結構面白かったり・・・小さいこどもの場合は後者かな?
どっちにしてもちらっと見て決めつけないで、じ〜〜っと見ることです。いろんな角度から見てみることです。世の中そんなに単純じゃない。
You cannot see the wood for the trees.
で、おめめシールを作って貼って・・・あら、かわいい〜♪
「こっちから・・・見てる・・・・こっちからも・・・見てる・・・こっちからも・・・みてる」とつぶやきながら描いた、なんかシュールなはるとくん(6才)の作品。
で、まずはデカルコマニーです。これはあすかちゃん(小5)が考えたbefore and after。
かわいい顔を・・・・・たたんで・・・・ひらくと・・・・こんな顔♪♪♪
♪おめめをつけたらなんでしょね♪なんでしょね♪
たしか小学生の頃に、新しくできた友達に教えてもらった歌ですが、振り付けまでして三人ぐらいで踊っていた記憶があります。あの熱狂は・・・いったいなんだったのか・・・今となっては、さっぱりわかりません。
「目」って結構重要ポイントで、なんにでも「目」をつけると生き物に見えてくるから不思議です。さぁ〜て、どんな生き物が生まれてくるでしょうか。
工作のあと「サグラダファミリア描きた〜い」って声が多かったので、予定にはなかったのですが描くことになりました。
で、こちらはゆいみちゃん(4才)の作品。ホントきれいだな〜
「はい、これサグラダ・ファミリア」ちっちゃいらぴすっこさんたちにサグラダ・ファミリアの写真をみせました。「しってるぅ〜」「いったことあるぅ〜」「ぼくなんか20かいもいったで」「ガウディさんって人がね」「しってるぅ〜」「あったことあるぅ〜」「きのうあった」・・・おい、キミたち・・・
未だに建築途中だというガウディのサグラダ・ファミリア(1882年着工。2024年には完成するらしいです。)。すごいですよね。壮大なる浪漫ですよね。自分が生きているうちには届かなかった夢。たくさんの人々がそれを受け継いで頑張っているわけですよ。受け継ぐといえば・・・わたしたちおとなは、こどもたちに負の遺産ばかりのこさないよう、真面目に暮らしましょう・・・はい。
さあ、みんなはどんな夢を築いてくれるでしょうか・・・
左の睨みの効いたミミズクはまさきくん(4才)、右、ダイナミックな花が咲きましたみずきちゃん(小1)の作品。
こちら、左はかなたくん(小3)、右はゆうたろうくん(小4)、濃淡を細かく使い分けたミミズクくんたちです。
墨汁の黒はとても強いです。教室でいつも使うタオルも一気に真っ黒にしてしまいます。水で洗ったぐらいでは、もとの白には戻りません。強いといえば・・・
「せんせえ、ときどき目から光線だすぅ〜」と、言われることがあります。はい、こどもたちが常識的に許せない行為に及んだとき、意識的に光線だしています。そして結果的に・・・あくまでも結果的にですが・・・「先生に従う」かたちになります。昔ほどではないにしろ、ひとは強い立場からの圧力に弱いのです。人間は大昔からそうなのです。そんなことを踏まえずに、狭い狭い極めて狭い視野でさらに上から圧力を加える・・・こどもたちの夢や希望まで奪わないでください。慎重に慎重に考えましょう。
With great power comes great responsibility.「スパイダーマンより」