〜実験・発見・創造〜

今日たまたま、ご近所さんが先日拾ったという赤ちゃん猫を見せてくれました。手のひらサイズのホワホワのポッコリお腹の、それはそれは可愛らしい赤ちゃん猫。まったく無防備な赤ちゃんというものは、周りが放っておけないように可愛らしくできているそうです。生まれながらに生きる術を身につけているのです。その赤ちゃん猫ですが、先住猫くん(男の子)が甲斐甲斐しく世話をしているらしく、当然赤ちゃんなど産んだことのない先住猫くんですが、やはり放っておけないと思ったのでしょう。

今回取り上げた絵本「わたしはあかねこ」(作・サトシン 絵・西村敏雄)。白猫のおかあさんと黒猫のおとうさんの間に生まれた子猫たちの中になぜか一匹だけ他とは違う毛色の赤猫”わたし”がいました。おとうさんもおかあさんも兄弟たちも、どうしてこんな色なんだろうと心配して、いろいろ考えてくれます。でも、”わたし”は結構自分のことが気に入っていて、その気持ちをわかってもらえないことが悲しくて、家出してしまいます。で、”わたし”を唯一わかってくれた青猫くんと出会って、可愛いこどもたちが生まれます。さて、そのこどもたちは・・・?

1350155341 1350155333 1350155323

 

「私と小鳥と鈴と」金子みすゞ